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遺書動画サービス「ITAKOTO」のビジネス考察

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ITAKOTOの事業性

このサービスを使うメリットは以下の2点と考えます。

・端末に動画ファイルを落とすことなく会社が保存してくれている→URLさえ分かればいつでも閲覧可能

・なかなか取り組むきっかけのない終活を気軽に考える機会提供

 

はっきり言ってこのサービス単体での事業成長性はあまり見込めません。

スマホさえあれば高画質動画を誰でも撮影できる今、あえて有料サービスを使ったメッセージ配信をする人はほとんどいないでしょう。

加えて、やはりいつ訪れるか分からない終わりに対して気軽にお金を払う発想もあまりないのではないのでしょうか。

人生の終わりを意識をするような高齢者にはアプリサービスは扱いづらいですし、ケガや病気に苦しむ方にとっては気軽に取り組もうと思える内容でもないのかと思います。

そのため顧客ターゲットが不明瞭、かつ課金ハードルが高い領域にポジションをとっているサービスと言えます。

おそらくサービス運営者もこのサービス単体で収益拡大をしようとは思っていないのではないでしょうか。

もし拡大していくとすれば、誕生日や結婚式でのお祝いメッセージや思い出動画共有ストレージとしての利用促進など、より気軽な動機でよりターゲットを広げた用途でのコンセプト変更から始めるのがベターかと思います。

SNSより共有範囲を狭く、ここに行けばこの動画があるという浸透をもって初めて収益化の第一歩になるのではないかと思います。

もちろんイニシャルコストもほぼかからないビジネスモデルですので、リスクを取らずに始められるビジネスとしては非常にスタンダードな導入になります。

しかし考えたいのは残された人へのメッセージという大切な動画が、サービス持続性が不確かなところに置けるか?という点です。

簡単に始められるビジネスではありますが、利用者のことを考えると簡単にやめられるビジネスではないのです。

サービス終了に備えたQ&Aを用意されてますのでそのあたりは考慮されてのリリースなのだと思います。

このあたりをどう考えておられたか?はユーザーサービスに携わる私個人としてもとても興味があります。

おわりに

聞いて見解を吸収してみたいものです。私個人の意見としては事業性はないと感じました。

ただ、この取り組みがなくてもよかったとは思いません。むしろ、あってよかったと思います。

学びを行動に繋げられたこと、日常のふとした疑問への解決策を検討されたこと、死後についての考察機会を提供されたことは大変価値のある動きだと感じます。

きっと本件のみならず、今後も柔軟な発想から様々なアイデアメイクをされていかれると思いますので、新たなサービスリリースを期待しております。

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プロフィール

もいもい

東京在住、経営企画ガチ勢×健全な遊び人もいもいです。仕事と遊びに心血注いだ結果得た知識やスキル、情報を発信していきます!!