みなさん、こんにちは。
色々あった2020年ですが、いよいよ冬到来です。12月中旬になり寒波が訪れ、とうとう各所で大雪というニュースが流れています。
昨シーズンは全国的な雪不足で多くのスキーヤー・スノーボーダーにとっては残念だったのではないでしょうか。
今年はコロナ禍で配慮が必要ではありますが、徐々にスキー場がオープンしています。
まだまだ一部滑走可能、人工雪の場合も多いのですが、今回は積雪量が豊富で12月から3月まで長く楽しめる「夏油高原スキー場」をお勧めしたいと思います。
夏油高原スキー場とは
夏油高原スキー場。
みなさん、まず読めますか?「夏油=げどう」と読みます。
場所は岩手県の中~南部に位置する北上市。東北新幹線の北上駅から車で50分のところに位置します。
北上駅前にあるバス停からシャトルバスが出ています。バス道もそこまでうねった山道ではないので、大変さはさほど感じません。
魅力は何といっても日本屈指の積雪量です。
豊富な積雪量はその地形から由来します。日本の冬は、大陸からの非常に寒冷で乾燥した「シベリア気団」が海面温度の高い日本海を渡る際に水蒸気を多く含み、山にぶつかることで雲が厚みを増して大雪を降らせます。富山県や新潟県など、豪雪地帯と呼ばれる地域はおよそこのような構造になっております。
夏油高原は岩手県にありますが、西側は秋田平野といった平地が続くため、水蒸気を多く含んだ寒冷な空気がぶつかる場所として局所的に大雪が降ります。
そのため12月のシーズンイン直後や、ピークを過ぎた3月でも雪が降りますし、大量の雪も残っているというわけです。
おすすめ①│パウダースノーが楽しめる
十分な積雪をより楽しむにはやはりパウダースノーです。ふわふわした斜面を滑らかに滑り下りる楽しさは何とも言えません。
この夏油高原スキー場は圧接せずにふわふわの状態を残すいわゆる「激パウ」が多くのコースに配置されています。
特に一部の上級者コースではこの激パウ急斜面という高難易度かつ、転んでも痛くなくて楽しい贅沢なパウダースノー体験が出来るため、知る人ぞ知る超人気コースとなっています。
もちろん初心者コースでもパウダースノーを楽しめますので、ご安心ください。
おすすめ②│館内施設が贅沢
夏油高原スキー場のもう一つの特徴は何といってもセンタードームです。
おしゃれで変わった形のセンターにはおしゃれな出店があり、気軽に飲食を楽しめるようになっています。
2Fのフードコートレストランも600席の巨大ホールとなっており、様々なお店のカウンターが出ており選び放題です。
そして、スキー場内に温泉があるのも魅力です。
温泉施設もまた広大で、特に必ず押さえたいのが露天風呂です。この露天風呂から見る景色はまさに壮観。
目の前に広がる広大な高原に雪が降り積もっていく様子を見ながら、指先まで温まるゆったりした時間を是非お過ごしください。